まず初めに、先生のこれまでの経歴を教えて下さい。
香川医科大学医学部医学科を卒業後、同大学院医学研究科博士課程にすすみ、同時に臨床研修を行い、医学博士を取得しました。その後、当クリニック岡山院長を5年務め、平成13年から現職(新宿院長)をしています。
先生が包茎手術の専門医を目指したきっかけを教えて下さい。
多くの患者さんに感謝してもらえる医者になりたいと思っていました。医療の世界って、どんな分野にいっても社会に貢献する仕事ですが、私の場合は周りの医師と違った分野を進みました。
一般の病院では包茎手術というのは亀頭を出すことが目的で、仕上がりを綺麗にするという発想があまりありませんでした。逆に多くの患者さんは仕上がりの良い包茎手術を求めていましたが、当時、山の手のようなクリニックは稀で、この道にすすむ医師も少なく、患者さんの希望に答えられないのが現状でした。
その時、単純に自分が専門医になって助けになれればなと思いました。
沢山の人を救うことができる分野に進みたいと思っていましたので、力になれると感じたのが、たまたま包茎という分野だったのです。
過去に何件くらいの包茎手術をされてきましたか?
もう数えていませんが、1万人は軽く超えてると思います。
その中で、一番印象に残った患者さんからの相談はどんな内容でしたか?
癒着という亀頭と皮がくっついてしまう事があるのですが、その癒着がひどく鉛筆のようになってしまい、完全に亀頭を露出することが難しい患者さんが来院されました。この方、5年前から悩まれていて今回勇気を振り絞って、来院されたのですが、特に状態が進行してしまっているために、通常の方法では綺麗に亀頭をだせない状態でした。
そこで、癒着している皮膚を利用して亀頭の形を作り上げる方法をとりました。そうすることによって、新しい皮膚が形成されたときに美しいシルエットになります。
仕上がりを見ていただいた時には、非常に喜んでいただき、感動で涙を流されたのには驚きましたが、私も嬉しく思いました。
先生は芸人の猫ひろしさんを手術されたようですが。どういった経緯で手術をすることになったんです?
手術の1週間くらい前に、いきなりTV局から電話がかかってきて、若手の芸人さんが包茎手術をしたいのですが、手術を受けて頂けますか?という連絡が来たのがきっかけです。
僕は「芸人さんだからって特別な手術はできませんが、それでもいいですか?」とお伝えしたところ。「それで構いません」という回答だったので、引き受けました。
いま思うと、なんで私に白羽の矢が立ったのかは不明ですが・・
猫ひろしさんはどんなコンプレックスがあったんですか?
TVの番組で精子の数を増やすために包茎手術するという企画だったかと思います。(注:包茎手術をしても精子の数は増えません。) 猫さんはごく普通の仮性包茎で絶対に手術をしなくてはいけない状態ではありませんでした。
「TVの為なら手術しなくてもいいのではないですか?」と伝えたところ。
「いや。そういうわけではなく。自分で皮をかぶっているのが嫌なんです。」という回答だったので、それならと引き受けました。
そのあとしばらくして、ニュースで猫さんが結婚することを知って、 いま思うと、結婚が控えていたからこそ、手術を決意したのだろうなと思いました。
包茎手術は自分のコンプレックスだけでなく、パートナーのためでもあるので、そういった意味では、猫さんは素晴らしい考えをお持ちだと思います。
番組が終わった後は、猫ひろしさんから勇気をもらった患者さんが 先生の所に沢山訪れたみたいですね。
そうですねー。ものすごい数の患者さんが来てくれました。
その時来られた患者さんは皆、TV番組で自らが包茎だと告白し、なおかつ包茎手術までした猫さんをみて、「自分も勇気を出せた」「自分も男になりたい」「もう皮を被りたくない」とおっしゃってましたね。
手術の際にいつも心がけていらっしゃることはありますか?
機能の保全は当然の事ですので、それを除くと見栄えです。特にシルエットが美しく見るようにする事を心がけています。
ペニスというのは、人によって形も大きさもバラバラなので、その人の皮の厚さや、大きさを考えてデザインすることで、綺麗なシルエットになります。
では先生は、デザインする際、具体的にどのような事をするのでしょうか?
仮性包茎の方でしたら、皮を剥いたり戻したりして仕上がりの印象を作ります。印象を作った後に、切開ラインに線を引くのですが、ここがポイントです。単に線さえ引けば良いわけではなく、皮の残し具合までも想定していく事が重要なのです。それが美しく仕上げる秘訣で、特に私がこだわっていることです。
先生の所には、どんな患者さんが包茎手術に来られるのでしょうか?
ごく普通の仮性包茎の方で、見た目をカッコ良くしたいとか、コンプレックスを感じている方が一番多いです。
最近は、剥いてはいけないタイプの包茎なのに剥いたままにしてしまって、はれ上がった方、仮性包茎だったのに包皮炎をくり返して剥けなくなって真性包茎になってしまった方、糖尿病で包皮の先端が厚くなりひび割れた方、何か異常があって他院で断られた方も来院されます。
患者さんからはどんな相談や質問が多いですか?
傷跡についての質問が多いです。
現在の治療技術は、浴場などに行った時、他人が傷跡を見つけることはほとんど不可能になっています。もちろん近づいてじっくり見ればわかるかも知れませんが、そんな人はいないと思います(笑)。
さらに大事なのは、パッと見です。傷跡がわからなくてもシルエットの悪いペニス、一見してちょっと違うなと思われてしまう不自然な仕上がりでは意味がありません。銭湯などで、私自身何度も不自然なシルエットを見かけます。確かに数年前でしたら、完璧な仕上がりと言っても良いのですが・・・
縫合部も切離する切所も目立ち難い場所を選び、丁寧に縫合しほとんどわからない状態に仕上げるのは当然ですが、私はそれにシルエットを美しく見せることが一番大切だと思います。
包茎手術を受けるメリットとは何でしょうか?
一番は自分自身の自信です。もちろん衛生面も改善されますので、パートナーのメリットにもなります。
包茎手術と聞くと、どうしても痛そうなイメージがあるのですが、痛みはありませんか?
痛みは麻酔の時にちょっと痛いだけで、皮を切るときは全く痛くないですよ。殆どの患者さんが、何も感じないのですが今切っていますか?って聞き返してくるくらい痛みはありません。手術が終わった後もそのまま帰れますしね。
昔、学生の時に、包茎を治すための裏ワザみたいなものが広まっていたのですが、 その中で一番良く、実験されていたのが、自分で皮をむいた状態で、輪ゴムで仮止めする。
という方法なのですが、それは大丈夫なのでしょうか?
民間療法的なもの、通販グッズはおすすめできません。炎症を起こしてしまうなどトラブルが起こり、受診される方も増えています。
最近はインターネットで検索すると経歴の浅い包茎クリニックが沢山出てきますが、実際に治療を受けると法外な金額を請求されたとか、手術痕が残ってしまったという、患者さんの怒りの声を聞きますが、このようなクリニックに、引っかからない為にはどうすればいいでしょうか?
包茎クリニックの経歴が浅くとも、執刀医がじゅうぶんに経験を積み独立された先生なら大丈夫だと思います。ただし、それを皆さんが判断するのは非常に難しい作業です。
包茎手術自体はただやるだけなら容易な手術ですが、高い完成度を求めるとそれなりの技術や経験が必要になります。どんな仕事でも一緒だと思いますが、実績があると信頼できるのではないかと思います。
費用に関してのお勧めは、一度診察に行って、直接ドクターと話をすることです。費用をしっかりと確認し、高いなおかしいなと思ったら、そのまま治療を受けないことです。
ちなみに当院は、明確な料金表があり、患者さんが希望されたものを合計するというシンプルな手法です。HPをご覧ください。
御社は、他のクリニックで包茎治療の相談をした患者さんが、よく訪れるそうですが、それはなぜですか?
どのような状態の患者さんでも受け入れ可能なことでしょうか。
開業20年の伝統と実績がありますので、経験豊富な経歴の深いドクターによる高い技術力が提供できます。
基本的に明るいドクターが多いですし、看護師・スタッフも陽気なので、クリニックらしからぬ雰囲気も気に入って頂けてるのかもしれません。
他院で診察を受けてから、当院においでになると、より他院との差異がおわかりいただけるではと思います。
有難うございました。 では最後にこのページをお読みになっている方々へメッセージをいただけますか?
当院はあらゆる症例を経験して解決しておりますので、皆様のご期待にそえるような手術ができるかと思います。
包茎以外の合併症のある方、他院で無理と断れた方、他院の手術結果に不満をお持ちの方、お気軽にご相談ください。